経営者の生き方から自分を活かす働き方発見・学びサイト「CEO-KYOTO」

目を見て信じる 部下は底力を発揮する−WEDGE1月号

仕事を共にする人を、どう信じるのか。
島津製作所会長の矢嶋英敏氏は、まず相手の目を見る。
信じ、任せられるか人かどうか、それでわかると語る。

本当に、目を見ただけでわかるのか。
やはり、そこには秘訣があるようだ。
日頃からその人の人間性を知ろうと心がけていること
任せた後も、結果だけで縛るのではなく、途中のフォローも欠かさないこと
そして、任せる側の真剣さを伝えることが必要らしい。
要するに、上司として、人として
当たり前のことを当たり前にやるということだが、それが難しい。

今はアナログよりデジタルの時代
データにならない情報は、情報として認知されにくい。
だが、人の心はアナログである以上
そこを読み取る何かがないと人は動かない。

このインタビュー記事を読んで
畏怖・畏敬と言う言葉が浮かんできた。

任すリスクと任される責任
リスクを取って任せたからこその本気と
それを知って任されたからこそ逃げられないと腹をくくる本気

人は見せかけの言葉だけで、人を動かすことはできない。
まして、メールだけで人は動かない。
「生命に対しての畏敬の念」とまではいかないが
顔と顔を合わせて、人知を超えた
言葉以上のものが伝わらなくては人は動かない。