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IC(独立業務請負人)という働き方−SPA! 2/13

インディペンデント・コントラクターという
どこの会社とも雇用関係を持たず、自分がしたい仕事を複数の会社から
個人的に請け負うビジネスパーソンが注目を浴びている。

一見、フリーランスに限りなく近いのだが
少しニュアンスが違うのは、これまで企業内のビジネスパーソンが
担ってきた、会社の収益や経営にかかわる高レベルな仕事を請け負うところ。
「専門知識と経験を持つプロ・ワーカー」という表現をするとわかりやすい。

NPOインディペンデント・コントラクター協会によると
アメリカではかなり認知されていて、9000万人近いICが活躍しているという。

同協会のデータによると、ICの請負領域は以下

経営企画、事業戦略・計画    20.9%
組織人事、採用、教育      20.4%
セミナー講師          20.4%
IT、情報システム        10.5%
新規事業開発、立ち上げ     10.5%
営業・販売戦略代行        7.3%
マーケティング          6.8%
税務会計、総務、広報       6.3%
クリエイティブ関連        5.2%
海外ビジネス           3.1%
生産、技術、物流         2.6%


自らのやりたい仕事に集中して高い報酬を得る。
言わば理想的なカタチだが
そこにはプロフェッショナルとしての
高い専門性と経験が必要だろう。

どこにも帰属せず、自らのことは自らが責任を持ち
自らの仕事人生の決定権をすべて自らに取り戻す。

言うは易く行うは難し
ICで活躍できる人材要件はかなり厳しそうだ。